山登りをしていて、同じような人がいると、
お互いに自然にあいさつを交わしています。
山にキャンプなどに出かけると、
まったく面識のない人たちとも、
わりと気楽におしゃべりができます。
お互いに幸せな気分で落ち着いた心になっているので、
面識がなくとも警戒心を持たずに、
あいさつすることができるようなのです。
キャンプは体内時計を整える
キャンプでは、
原始時代と極めて近い生活を送ります。
昼は屋外でたくさんの日光を浴び、
日没後は、
焚き火やランタンなどの最小限の光だけでゆっくりと過ごします。
この太陽の動きに合わせた生活により、
私たちの体内時計は正常に働くようになります。
それを
コロラド大学が行なった研究が証明しました。
被験者に、
2日間のキャンプを行なってもらったところ、
睡眠ホルモン（メラトニン）の分泌が改善することがわかりました。
しかも、
メラトニンの量だけでなく、
分泌のタイミングも改善されていて、
夜になると自然と眠気を感じる方向に体内時計がシフトしていました。
デスクワークや人工的な照明を利用している現代人は、
たまにキャンプなどに行って、
体内時計をととのえた方がいいようです。
都会での生活に心身ともに疲れてしまい、
田舎で暮らそうという人が増えているという話をよく聞きますが、
田舎暮らしは心理学的にも正解のようです。
自然が多いところのほうが、
空気もおいしいので、
ストレスを感じにくいのです。
海でも、山でも、とにかく自然が豊かなところであればストレスを発散できますので、
そういう場所にたまに、
出かける習慣を身につけておくといいのではないかと思います。
心身によいということは、
ぜひ、やってみてはいかがでしょうか。
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