投資と心理でいいことがあるように

投資でちょっとしたお金持ちになったので、 こころも豊かになれるような情報をお伝えするブログです。

高級ブランド「カニ」の価値がわからなくなる心理 すこし考えよう

あまり見かけない、
京都の
高級ブランド「間人ガニ」(たいざがに)。

京都府の北部、丹後地方にある
「間人漁港」で獲れるカニを「間人ガニ」といいます。

カニの種類でいえば「ズワイガニ」で、
地域によって「松葉ガニ」「越前がに」などと呼ばれています。

4月に、わかったことですが、
京都の水産会社が、
兵庫県産のズワイガニ」を、
間人ガニだと証明する緑色の認定タグを、他の地域で獲れたカニにつけて偽装、
本来の何倍もの値段で販売していました。


人はどうしてブランドに惹かれるのか、
なんで、
食べた人は、誰も気が付かなかったのでしょうか。


まずは、

「希少性バイアス」

の心理があります。

バイアスとは、偏見や思い込みからくる先入観のことです。

今回でいうと、まずは手に入りにくいという
希少性バイアス」は、獲れる時期が限られていて、数量に制限があるということです。

鮮度へこだわることと、
買いたくてもすぐに買えないことで、どんどん魅力が増していくのです。


つぎに、

「感応度逓減(かんのうどていげん)バイアス」 

の心理です。

金額が大きくなるにつれて、金額の増減に対する感度が鈍くなります。

例えば、
100円の飲み物と200円の飲み物だと、
200円の方は「ちょっと高いかな」と思ったりしますが、
1万円を超えるような食材は、(一般的には)そもそも高いものを買うという感覚があるので、
1万円と2万円のものがあったとして、その差がないような感覚になります。

ほかにも、
生活に困っている人が10万円を手に入れると、大よろこびします。

ビル・ゲイツ氏のようなお金持ちが、
10万円を手に入れても、気づかないかもしれません。

これは、
同じだけの利益や損失であっても、
その母数が大きくなればなるほど感度が鈍くなるのです。


自分の無意識に感じているバイアス(思い込み)に注意して、
「何かおかしくないかな」と、
常に冷静な判断を心がけることが必要です。


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