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服装にこだわるとやる気がでる心理 ドレス効果 

服装にこだわる人と、
まったくこだわらない人がいます。

自分の好きな服を着るとやる気(モチベーション)がでる
という人は、
ファッションに興味がある人だと思います。


ノースウエスタン大学のアダム氏とガリンスキー氏は、
服装がどんな心理的影響をもたらすかの実験をおこないました。

まず、
被験者を2つのグループに分け、
Aグループには白衣を着用してもらい、
もうひとつの、
Bグループには普段着を着用してもらいました。

その上で、「ストループテスト」と呼ばれるテストを行いました。

「ストループテスト」とは、
REDと書かれたホワイトの文字”のように、
色の単語と実際に書かれている文字の色と異なるワードを被験者に見せて、
被験者は文字の色を瞬時に読み上げるというものです
(先の例では“ホワイト”が正解です)。

その結果、
白衣を着たAグループの方が良い成績を収め、
Bグループよりもミスの数が約半分だったのです。

アダム氏らは、こうした効果を
Enclothed Cognition(エンクロースド コグニション)」と呼び、
服装のイメージが、
私たちの考え方や感じ方に影響を与える可能性があると指摘しています。

また、
この実験では、もうひとつ興味深い実験をしています。

同じように白衣を着てもらったのですが、
その白衣は芸術家用の白衣です
と伝えられたグループは、
平均以上の成績を収められなかったのでした。

このことから、
服を着ただけでは効果はなく、
人々が服に対して抱く象徴的なイメージがあるかどうかが重要なのでした。

白衣を着用して、何も言われなければ、
きっと多くの人が医者や先生などをイメージするでしょう。

そのため白衣の着用で、

「なんだか自分は賢くなった気がする」

と思い込むのです。

しかし、
水を差すように、「それは芸術家の白衣です」と伝えると、
思い込みが薄れ、思ったような結果がでなくなるのです。

この結果から、アダム氏らは、
姿勢や服装は、それらに紐づく象徴的なイメージを同時に組み合わせることが重要である
とコメントしています。

たとえば、
アメカジファッションを着た場合、
アメカジに対するあこがれや知識、イメージがある人が着用すると効果的だといえますが、
今これが、はやっているから
となんとなく着ている人は、
服装による心理的な効果はあまりないでしょう。

自分の好きな服を着ると、
自分にとってどのような効果を授けるか分かっていると、
やる気(モチベーション)がでるようなのです。

たとえば、
スーツを着たら、
スーツを着る=自分はトム・クルーズになった
というようないいイメージを持つことが大事なようです。


気になる方は、
制服やユニホームなど着て、
あこがれにつながるような人物や映画などを想像すると、
かなり、やる気アップにつながるのではないでしょうか。


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