音楽でやる気アップの心理 大坂なおみ選手のジンクス
テレビなどで、
スポーツ大会の中継を見ていると、
体操の選手や、フィギュアスケートの選手でも、
試合前には選手たちがイヤホンでお気に入りの曲を聴いている姿を見かけます。
テニスの大坂なおみ選手は、
ルーティーンとして試合前には決まったアーティストのみの曲を聴き、
負けた時はアーティストを変更するということをしていると、
アメリカの芸能誌に話していたそうです。
アスリートの選手たちは、
「この曲を聴くとテンションが上がってくる」という曲を、
試合前に聴いて、気分を盛り上げたり、不安をへらしたりしようとしているのだと思われます。
この方法は、アスリートだけでなく、
私たちでも役に立つようなのです。
イギリスにあるキングストン大学のレイチェル・ハレット氏は、ジムや公園をジョギングしている50人にお願いして、
そのうちの半分の人には、
6か月間、運動は何でもいいので、
運動前に自分のモチベーションを上げる曲を聴いてもらいました。
残りの半分の人には、何も求めませんでした。
音楽を聴いた人は、
週当たりの運動時間282分、運動日数4.7日
なにもしない人は、
週当たりの運動時間220分、運動日数3.5日
この実験では、
大好きな音楽を聴くと、運動しようというモチベーションが高まるということがわかりました。
自分なりに「この曲を聴くと、かなりテンションが上がる」という曲を選ぶといいようです。
スポーツや仕事のあいまなどで、
大好きな曲を聴きいていると、楽しく動けるようです。
好きな音楽で、
やる気(モチベーション)をだすと、
いい結果につながる可能性もあるのではないでしょうか。
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