しあわせになろうとしないとしすぎないと『しあわせ』になる心理 小さなしあわせのポイント
普段から、
「お金」に、
執着しすぎないことも大切ですが、
「しあわせ」をあまりに追い求めようとするのも、
同じようにやめたほうがいいようです。
なぜかというと、
しあわせになろう、幸せになろう、
としているとかえって、
「不幸」を感じてしまうようなのです。
アメリカ・デンバー大学のアイリス・マウス氏は、
「幸せになりたい」という気持ちが強い人ほど、
人生満足度が低く、精神的健康度も低く、抑うつを感じやすくなることを明らかにしました。
マウス氏によると、
「幸せになりたい」という気持ちが強い人は、
事故に遭った人、離婚した人、失業してしまった人などだそうですが、
そういう悪い状況にある人が、
「幸せになろう」
とすると、
かえって現実の自分のみじめさが強調されてしまい、
余計に心が落ち込んでしまうのだそうです。
悪い状況の人ほど、
「幸せになりたい」
と思うものですが、
逆に、そういう気持ちが強い人ほど、
幸せになれなくなるのです。
ある、
幸せになるグッズなどを売っているお店の店長や
お客さんが「運がいい」を100回言うといいことがある、
とういうことをやっていました。
私も試してみましたが、
特に、目に見えて変化はありませんでした。
そのお店の店長は、
「事故にあったりして、不幸がありましたが、
今は幸せです」
と言っていましたが、
いつも、さえない表情をしていた印象がありました。
ですので、
あまり積極的に、
幸せを追い求めようとしないように、気をつけたほうがいいようです。
また、
「自分は、なんて情けない人間だろう」と感じていたら、
やる気が出るわけがありますせん。
では、
不幸せな人は、
幸せになれないのかというと、そういうわけではありません。
方法としては、
幸せを感じる期待値をぐっと低く下げてしまえばいいのです。
できるだけ、
最低レベルにまで期待値を下げてしまえば、
何をしても幸せな気分になることができます。
「今日は、晴れたので、幸せ」
「美味しいものを食べられたのでしあわせ」
「電車で座れたので、うれしかった」
「お会計で、小銭を使い切ってすっとした」
時計を見たらゾロ目だった時、
「時計見たら、22:22だったのでうれしかった」
などなど、
ものすごく小さなことで幸せを感じるようにしてみましょう。
「小さなことで幸せを感じること」
がポイントです。
こういうかんがえ方をするようにしていると、
何をやっていても楽しめるようになりますし、
積極的な気持ちでいろんなことに取り組むことができるようになります。
「ものすごく大きな幸運がやってこないとしあわせになれない」、
と思っていたら、いつまでもしわせになることはないでしょう。
すごく小さなことでも、
喜べるようになってみてはいかがでしょうか。
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