暑いとイライラする心理 暑さ対策がポイント
9月になりましたが、
暑い日が続いています。
気温が高いと身体的に辛いのはもちろんですが、気持ちにも影響を与えているようです。
あまりの暑さにやる気が出なかったり、
なんとなく気が散ってしまったりします。
心理学者のグリフィット氏が、
見知らぬ人たちを集めて、インタビューという名目で、話しあいをするという実験をしました。
それだけの実験なのですが、
だれにも内緒で、こっそりと部屋の温度をいろいろと変えてみました。
その結果、
この実験では、部屋の設定温度を32℃以上にすると、
参加者たちは、インタビューで質問されたときに、答えるまでの反応が鈍くなっていました。
あまり頭がぼんやりするような蒸し暑い状態では、
人はあまりしゃべらなくなっていたのです。
また、
デューク大学のリチャード・ラリック氏は、
メジャーリーグの5万2293試合で、ピッチャーがデッドボールを当てる回数と気温の関係を調べてみました。
すると、
気温が高くなるほどピッチャーは、
デッドボールを当てる確率が高くなることがわかりました。
メジャーリーグのピッチャーなので、
メンタルのコントロールも訓練しているはずなのですが、
そういうプロのピッチャーでも、
気温が高いときにはイライラして、バッターにボールをぶつけやすくなるのです。
暑すぎると、心身の不調を招きやすくしますので、
自分で涼しくできる環境を用意しましょう。
暑いなと感じたら、すぐに日陰に入って身体を涼めることで、
イライラを減らしたり気持ちを落ち着けたりすることができます。
気温が高くなるときは、体が活発になりますが、
気温が30度を超えると心の不調をまねきやすくなります。
暑さによって、どうしてもイライラしてしまうので、
なるべく涼しい環境で過ごすことで、
冷静さを取り戻しておいたほうがいいようです。
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