よく、
「第一印象が大事」といわれていますが、
初対面で、そこまでいい印象を与えることができなくても、
そんなに気にすることはないようです。
1回であなたのいいところを伝えられないのなら、
2回、3回と回数を増やすといいのです。
アメリカのウィスコンシン大学のエディ・ハーモン・ジョーンズ氏は、
人が印象をどのように受けるかという実験として、33名の女子大学生に、
10人の女性の写真(イヤーブックから集めました)を1回だけ、
あるいは2回見せて、
どれくらい好ましく感じるかを9点満点でたずねてみました。
その結果は、
1回だけ見せるより、2回見せたときのほうが、
好ましさがアップすることがわかりました。
また、ジョーンズ氏は、
写真を見ているときの脳波を脳波計(EEG)という機械で調べてみたのですが、
すでに見た顔がもう一度出てくると、頬の筋肉が活動することもわかりました。
私たちは、すでに知っている顔を見ると、
自然に「微笑んでしまう」のです。
私たちは、見慣れた顔には、親しみや好ましさを感じるということです。
これを、心理学では、
「熟知性の法則」とも呼ばれています。
このため、会話が苦手な人でも大丈夫です。
顔を見せることが大切なのであって、
何もおしゃべりをしなくてもいいのです。
また、相手の視界に入るところにいるようにするだけで、魅力は高くなります。
「あの人、最近よく見かけるよね」
と相手に認識されるようになったとしたら、
それはもう好意を感じてもらえていることのようです。
この、熟知性の法則があるので、
第一印象がいまいちだったとしても、
ある程度は、大丈夫なのです。
初対面のときは、たいてい、だれでも見た目で相手のことを判断してしまうと思います。
みた目ぐらいしか、判断するための手がかりがないためです。
それでも、2回、3回と会う回数を増やしていけば、
少しずつ共通する趣味とか、
見た目以外のことを相手に知ってもらうことができるはずです。
見た目以外のところで、いい評価してもらえれば、
外見もそこそこよく見えてしまうのです。
みなさまのまわりにも、外見はイマイチなのに、なぜか男性からも女性からも好かれるという人がいらっしゃると思います。
そのかたは、きっと、とてもにいい性格をしているのではないでしょうか。
自分のいいところをみせて、
イメージアップをしておけば、
見た目のほうもいいように見てもらえるはずです。
気になる方は、少し実行してみてはいかがでしょうか。
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