ほとんどの人は、
朝起きて、
ルーティンの行動をすると思います。
普通は、顔を洗って、
朝食をとって、歯を磨いています。
大リーグのイチロー選手は、
バッターボックスで、バットをスタンドの方に掲げる動作をしていました。
アップルのスティーブ・ジョブズは、
同じ服を着ることで有名でした。
これは、いつも同じ行動をして、
ルーティン化したのです。
ルーティンは、
仕事や勉強などに取りかかるための
「スイッチ」として活用できます。
「コーヒーを飲むと仕事モードになる」
「仕事を始める前に、深呼吸をする」など、
無意識にやっているルーティンの例です。
「これをすればやる気スイッチが入る」
という特定の行動や動作があると、
仕事や勉強をスムーズに始めやすくなります。
また、
集中力を向上させる目的でも、
ルーティンは活用できます。
山口県立大学が発表した論文によると、
非アスリートの学生13人にさまざまな仕事(タスク)をやらせつつ脳波を測定したところ、
ルーティンを行なうことで
「ダーツ」および「記憶作業」中の集中力が増していたそうです。
この実験結果によって、
ルーティンによって仕事中のミスが減り、
作業の質や精度が高まる効果が期待できるという結論をだしました。
不安や緊張を和らげ、心を整え、
集中力を高めるのが「ルーティン」なのです。
ですので、
「私はこれをすると、やる気のスイッチが入る」というルーティンを、
自分なりにひとつぐらいつくっておくといいのではないでしょうか。
自分なりのルーティンができあがれば、
少しの努力で自分の力が発揮できると思います。
気になる方は、少し利用してみてはいかがでしょうか。
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