ついでに買ってしまう心理 テンション・リダクション効果
買い物に行くと、
レジの前にちょっとした小物がおいてあると思います。
ガムやアメなど、ちょっとしたものです。
あれは、普通ではわざわざ買わないものですが、
欲しい物購入できたときなど、
気がゆるんで、
ちょっとしたものを買うハードルが下がり、
「ついで買い」
をしてもらうためなのです。
これは、
緊張状態がほどけて、
気がゆるんだ時に決断力が薄れる状態で、
「テンション・リダクション効果」といいます。
たとえば、
ネットショッピングは、
手軽に購入できますが、
購入するまではいろいろと比較する人が多いと思います。
購入するまでは非常に集中力を使っているのです。
購入を決断したあとに、
これまで集中していた緊張状態から解き放たれるので、
おすすめなどがでてくると、
「ついで買い」
をしてしまいやすくなります。
ほかにも、
車などの高額商品を買うときには、
非常に緊張してしまうと思います。
しかし、
購入を決めた後はその緊張から開放されて、
ちょっと高級なハンドルに変えようとか、
車のナビなど、
不要なオプションを進められて、
ついでに購入する確率が高くなってしまいます。
高額な商品などを購入する時には、
よく考えずに、
勧められた商品を買わないようにしたほうがいいでしょう。
この心理を知っていることで、
少し立ち止まって、
判断を客観的に考えることができるようになると思います。
みなさまの正確な判断のお役に立つのではないでしょうか。
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