手に入らないと欲しくなる心理 ロミオとジュリエット効果
禁止されると気持ちでは逆に破りたくなるという
シェイクスピアのお話しで、
『障害があった方が、障害を乗り越えるために気持ちが高まり、
思いが強くなる』、
ロミオとジュリエット効果という心理現象があります。
心理学者のドリスコールは、
この物語の心理を科学的に分析する実験を行ないました。
ドリスコールは、
カップル140組からアンケートをとり、
2人の相性を「熱愛度」、
両親の反村を「妨害度」として相関関係を調べました。
すると、親の妨害度が高いほど、
それに比例して2人の熱愛度も高くなる傾向があることが分かりました。
また、親の妨害度が高まった場合は熱愛度も高まり、
妨害度が弱まった場合は、熱愛度もやや冷めてしまうことも明らかになっています。
限定的で魅力を感じるもののたとえ
・料亭が作るお昼のランチ、限定30食
・有名サッカー選手が着用したユニフォーム
・時間では閉店セール、タイムセール
私は、季節限定のお菓子などを
つい買ってしまいますが、
私たちは手に入れにくいものほど価値を感じてしまうという心理があります。
恋愛や仕事、人間関係など、
いろんなところで、
私たちの日常生活にかかわりがあります。
この効果があるなということを思い出してみることで、
冷静な判断ができるのではないでしょうか。
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