ふだん乗っている自動車での
自動運転の実用化がすすんでいます。
インテルのグループ企業である
イスラエルのモービルアイが、
7月20日から、
アメリカのニューヨーク市で自動運転車の実証実験を始めました。
交通の混雑が激しいマンハッタンでも実験を行い、
技術の進歩を証明します。
同社はこの日、
試験車がマンハッタンを走行する様子を映した
40分の動画を公開しました。
試験車は、
運転席に人が乗っているがハンドルには触れていない状態で、
パークアベニューなどを走行しています。
モービルアイのCEOは、
ドライバーと歩行者の交通マナーの悪さや道路工事の多さ、
信号が見分けにくくなる夜間のネオンサインなどニューヨークの厳しい道路事情をあげて、
「この街を克服することができれば、
世界中のほとんどの場所でうまくいく」
と話していました。
同社では、
アメリカのデトロイトや独ミュンヘン、
中国・上海、東京などで公道試験を重ねていて、
近く仏パリでも実施を予定しています。
特定条件下で完全自動運転が可能な
「レベル4」相当の自動運転システムを早期に実現して、
完成車メーカーに供給する計画です。
この実験が成功すれば、
世界中からかなり注目を集めることになりそうです。
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