だめだとわかっていてもやってしまう心理 ルールを守れないカリギュラ効果
人は「禁止」されると、
その物事に興味を持ってしまい、
ダメだとわかっていながらもやってしまうという性質があります。
その心理現象をカリギュラ効果と言います。
この話、絶対に他の人には言わないでと言われると、
言いたくなってしまう。
この玉手箱絶対開けないでくださいといわれると、
開けてしまう。
テレビやドラマなどでは
「観ないでください」、
ダイエット商品では
「痩せたい人以外は使わないでください」
などの禁止を使ったキャッチコピーをよく見かけます。
カリギュラ効果が出てしまう理由としては、
人が何かを禁止されると、
言動や思考などに制限をかけられた状態に陥り、
自由を奪われたことに伴うストレスを感じてしまいます。
そのストレスへの反発が反射的に起こることで、
カリギュラ効果が表れます。
投資においては、
ルールを守ったからと言って、必ず利益が生まれる訳ではありません。
ルールを破った結果、利益が出る可能性もあります。
しかし、自身で決めたルールを守るということは、
長く継続して勝つためであって、
自分のルールで、
総合的に勝つという目的のためにやることです。
負けている時であれば損失を取り戻したいという、
損失回避の心理が働いてしまいます。
また、
カリギュラ効果よって
「ルールを破ってはいけない」
ということの逆をやってしまいます。
こういった心理現象に負けないようにすることが、
自分の投資の成功につながると思います。
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