投資をやっていると、
ついついやってしまう
心理的な法則があります。
その一つは、
ピークエンドの法則です。
たとえば、ディズニーランドに行くと、
たくさんの人がいて、
1つのアトラクションに1時間以上待つことこともよくあることです。
1時間以上も並んでいると
さすがに疲れてきますが、
記憶を思い出すときに、
1番影響を受けるのは最後にアトラクションに乗った
5分から10分ぐらいの記憶なのです。
投資の場合は、
上記のA社の株は順調に値上がりを続け1年後に
1000円が2000円になりました。
一方、
B社は鳴かず飛ばずで1000円をいったりきたりでしたが、
数日前に好材料が出て2000円に急騰しました。
これも客観的に見れば
A社の方がパフォーマンスがいいと判断します。
しかし、直近の急騰で、
多くの人は、次にA社B社どちらの株を買い増しするかの決断をせまられたら、
B社を選択する人が多くなります。
もちろん、
実際には好材料・悪材料などいろんな要素がありますが、
ピーク・エンドの法則で取引をしていないか、
確認してみたほうがいいでしょう。
「終わりよければすべてよし」
ということわざもありますが、
投資では注意が必要だと思います。