お金としあわせの心理
私たちはお金の教育を受けていません。
多くの人にとって、お金に関する知識といえば、
子供の頃に親が言っていた、
「無駄遣いをしない」
「貯金をする」
「連帯保証人にはなるな」
ぐらいでしょう。
無駄遣いせず貯金していれば、
貧乏にならない代わりに、すごいお金持ちにもなれません。
わたしが知っているお金の常識は、
お金を手に入れる=好きなものやサービスが買える
=しあわせになれる
つまり、
お金があればしあわせになれるということです。
それでも、
お金持ちのが多い日本は、
国民の幸福度調査
(自分はしあわせと感じているかどうか)
では、
日本は世界トップ50位にもランクインしていないのです。
お金の常識は間違っていたのでしょう。
では、
どうすればしあわせになれるでしょうか。
私は、
お金の使い方が重要ではないだろうかと思います。
ある程度の資産を手に入れた人は、
それをさらに増やすことだけではなく、
それをいかに有効に使っていくかをかんがえることじゃないでしょうか。
ある本には、
「人は誰しも、母親の胎から裸で生まれ、
裸でそこに帰る」という言葉がありました。
人間にとってお金や財産といったものは、
一時的なものに過ぎないのです。
積み上げたところで、
それは人生が終われば無いのと同じです。
だから、独り占めしないで、
多くの人のしあわせのために活用することを考えることです。
そうすれば、
そこにしあわせができるでしょう。
お金は自分が生活満足度を満たすことができれば、
それほど多くは必要ありません。
まず、
そこまでできるだけ早く到達することです。
そして、
お金を上手に使っていくことをかんがえて、
実行に移す。
こうすることで、
自分のしあわせに近づくことができるのではないかと思います。