未来のくるま 自動運転車が確実に実現している
日本でも自動運転がいよいよ始まります。
改正道路交通法の自動運転関連の規定が今年5月に施行され、
この中で
レベル3の自動運転が認められました。
また、夏頃からレベル3自動運転機能を備えた乗用車も
各メーカーから発売されます。
レベル3自動運転とは、
一定の条件下での自動運転を認めるものです。
ただし、
運転手はいつでも操縦に介入できるようにしておく必要があります。
高速道路などの走行車線を一定速度で走る限り、運転を車任せにして、運転手は操作をする必要はなく、
追い越しもやってくれます。
ただし、いつでも介入できるように、
前方を注視しておく必要があり、車任せだからといって眠ったりするのは厳禁です。
また、万が一事故が起きた場合の責任は、
運転手が負うことになります。
運転を車に任せるのも、運転手の判断によるものなので、
すべては運転手の責任において利用するものという考え方です。
レベル3の自動運転を公道で認めている国は少なく、
日本は自動運転分野では、
積極的に取り組んでいる国のひとつです。
・レベル3自動運転ができる車種
2020年8月現在、
アウディ A8
ホンダ レジェンド
さて、大手のトヨタは出さないのかというと、
東京オリンピックに合わせ、
レベル3より上の
「自動運転レベル4」の公道実証を行い、
五輪の選手村で選手の移動を支援する予定でした。
しかし、オリンピックの延期で、
不明な状況です。
今のところ、
トヨタでは、
新型レクサスLS
にレベル2自動運転を搭載するということです。
未来の技術、自動運転が、
少しずつ身近なものになってきている状況です。