いよいよ、
年末に近づいてきて、
忘年会やクリスマスなど、
にぎやかになってきました。
人と会う機会も増えると思いますが、
誰でも相手から、
陽気な声で話しかけられると、それだけで嬉しくなるでしょう。
反対に、
陰気な声で話しかけられると、
少しいやな気分になってしまうはずです。
そんな気分的なものについて、
しっかりと研究してあるようです。
コロンビア大学のトリー・ヒギンス博士は、
75名の大学生に、
テレビゲームをやってもらって、
一方のグループには陽気な声で、
「うまいな。
うまくプレイできたらポーカーのチップをあげよう」
と声をかけました。
もう一方のグループには、
まじめな声で声をかけました。
実験を終えて、
自由時間にしてから、
実験者がいなくなっても学生たちが、
同じゲームをやり続けるかどうかを調査しました。
すると、
「陽気な声」をかけられたグループでは、
70.7％が同じゲームを選んだのに対して、
「まじめな声」をかけられたグループでは、
44.1％しか同じゲームを選びませんでした。
つまりは、
陽気な声をかけられたグループほど、
そのゲームが楽しくなり、
もっとその気持ちを持続させたいと思ったのでした。
この結果から、
とくに励ましの言葉や
ねぎらいの言葉を人にかけるときは、
できるだけ陽気な声を出すようにしましょう。
それだけで、
相手には、
いい印象であるというメッセージが伝わるのです。
イメージとしては、
「元気な子どもの弾はずんだような声」
がいいそうです。
ちょっとだけでも、
陽気な声かけをするだけで、
楽しい忘年会やクリスマスになるのではないでしょうか。
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