節約は大切です。
それは、間違いありません。
節約することは、確実にお金持ちになる手段だと思います。
できるだけ沢山節約をして、早くお金を貯めるのがいい方法でしょう。
しかし、
「節約の方法を間違えると不幸になる」という研究もあります。
節約するときには、
「使うべきところはケチケチしない」
というメリハリが大切なのだと思います。
ケチな人は、たいてい嫌われます。
節約家といえば聞こえはいいですが、
ケチな人は、どことなくしみったれていて、人としての器が小さなイメージを与えてしまいます。
自分では贅沢をしなくても、
他の人には、
どんどん大盤振る舞いしてあげられるような人間になったほうがいいでしょう。
ハワイ大学のブレイク・ヘンドリクソン氏は、
おごる人物とおごらない人物についてのプロフィールを作り、
そのプロフィールを読んだ人にどういう印象を抱いたかを尋ねたところ、
おごる人物のほうが
「好意」を感じさせることを明らかにしています。
当たり前だといわれればそれまでですが、
私たちは、
自分にたくさんおごってくれる人が好きなのです。
みんなで食事をするとき、ワリカンにするのはよいとしても、
やはり自分が進んで、
「ほんの少し」多めに払うくらいのことは、自然にやったほうがいいでしょう。
1円単位でワリカンしようとしたりするのは、
みっともないだけでなく、どんどん人が離れていきます。
2回目のMVP受賞した、
大谷翔平選手は、
自身のインスタグラムに
「野球しようぜ」と、
寄贈する野球のグラブの画像とともに呼びかけが投稿されました。
グラブは、小学校約2万校に、
各3個ずつ計約6万個を配りました。
日本だけでなく、
アメリカのメディアも反応して、
「なんて素晴らしい行動なんだ」
と称える声が相次ぎました。
ケチケチしていたら、人はついてこないでしょう。
喜んで身銭を切れる人にならなければ、
相手にされなくなってしまいます。
自分にばかりお金をかけて、
他の人には1円も使わないような人にならないようにしましょう。
好まれる人は、
他の人にこそ喜んでお金を使っています。
気になる方は、
上手にお金をつかってみてはいかがでしょうか。
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