スティーブ・ジョブズやザッカーバーグが同じ服の理由 意思決定の心理
今日は、
「何を食べよう」、「どこに行こう」、
「どの服を着ていこう」などの、
比較的に簡単なことを決めることすら面倒になるということはありませんか。
決断の積み重ねて、
毎日をすごしていますが、
めまぐるしく変化する環境や情報が多いな現代では、
選択肢も考えるべきことも多すぎて
「決断疲れ」に陥る人が増えているそうです。
ささいな決断でも、
人間は疲労を蓄積していくという説があるそうです。
決断疲れを研究した調査があります。
選択と決断の積み重ねが、
その後のパフォーマンスに影響を与えるか否かを調査しました。
調査のために参加者を2つのグループに分け、
一方には選択肢を与え、
もう一方には、
選択肢を与えませんでした。
調査では、
日用品を用いて2つのグループを比較しました。
選択肢を与えられたグループは、
複数の色からTシャツを選ぶ、複数のブランドからシャンプーを選ぶなど、
いくつかの選択と判断を求められました。
選択肢を与えられなかったグループは、
日用品を受け取るのみでした。
その後、
体力テストを含む、
さまざまなテストを両グループに受けさせた結果、
選択肢を与えられなかったグループの方が、
どのテストでも良い結果を出しました。
この実験を行った研究者たちは、
人間はたとえシンプルなことでも
『たくさん判断を下すうちに疲れてしまい』、
その後の活動でパフォーマンスが落ちるという決論を出しました。
アップルの創業者スティーブ・ジョブズは、
ほとんど毎日同じデザインの服で過ごしていました。
ジョブズは、
いつも黒のタートルネックにブルーデニム、
靴はスニーカーというシンプルな服装でした。
フェイスブックの創設者の
マーク・ザッカーバーグも、
服装は、グレーのTシャツに黒いパーカーがほとんどでした。
ザッカーバーグは、シンプルな服装をすることで時間の節約を試みていたそうです。
節約して空いた分の時間とエネルギーは、
仕事に使用しているそうです。
決断することで疲れてしまうということに、
心当たりがあるな、という方は、
ジョブズやザッカーバーグのように、
考え方の効率化を試してみてはいかがでしょうか。
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