気球宇宙旅行が低価格で実現 2023年は宇宙旅行へ
宇宙開発がすすんでいますが、
民間人の宇宙旅行も続々と実現しています。
札幌市のベンチャー企業
「岩谷技研」は、
ガス気球による高度25~30キロの有人飛行の実現を目指して研究開発を進めています。
一般的に宇宙空間は高度100キロ以上とされていますが、
同25キロの成層圏には
「地球が青く見える宇宙的な光景」が広がるそうです。
今年の6月には、沖縄県宮古島市で行われ、
地上と同じ気圧・気温に保たれた気密キャビンにハムスターが入り、
ゴム気球によって高度23kmの成層圏まで上昇しました。
ゴム気球は、
およそ1時間かけて最大高度23㎞まで上昇しました。
高度23kmというと気温がおよそ-50℃と過酷な環境ですが、
キャビンの内部は快適で、
キャビン内のカメラには、
すやすやと眠っているハムスターのかわいらしい姿も写っていたそうです。
今年度中には、
人を乗せて高度15~25kmの高さまで打ち上げる、
高高度有人飛翔試験も予定されています。
気になる宇宙旅行のお値段ですが、
事業化当初は、
1人あたり1000万円台の費用になる見通しですが、
「20人乗りキャビンができれば、
1人100万円台で行けるのではないか」
という予定のようです。
宇宙旅行というと、とても高額で、
厳しい訓練を受けなければいけないというイメージがありますが、
岩谷技研では、
「誰でも頑張れば用意できる程度の経済的負担」で宇宙に行けることを目指しているそうです。
サービス開始の目標は、
2023~2024年ということです。
日本のベンチャー企業の活躍で、
私たちが宇宙に行ける日が意外と近くなりそうです。
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