環境問題への意識や健康志向の高まりから、
植物由来の代替肉マーケットがいま世界で急速に拡大しています。
アメリカの代表的な代替肉ブランド
「ビヨンド・ミート」は、
アメリカのスーパーでは精肉売り場と同じ棚で販売されています。
植物ベースの食肉市場は、
2020年で43億ドル(約4700億円)と推定され、
2025年までに約9100億円に達すると予測されています。
国内でも日本ハム、マルコメ、
大塚食品など大手メーカーなどから大豆由来の代替肉を販売しています。
この代替肉の日本の会社
「ネクストミーツ」が、
アメリカでSPAC上場を果たしました。
白井良と佐々木英之が起業した日本発の代替肉スタートアップの会社は、
設立後わずか7カ月で上場初日の
時価総額約4.52億ドル(約479億円)へと大化けしました。
同社の代表商品であるNEXT焼肉シリーズは、
焼肉チェーン「焼肉ライク」に提供されているほか、
大手スーパー
「イトーヨーカドー」など、
国内160店舗以上のスーパーで販売されていて、
国内外での累計販売数は、
2020年6月の発売開始から1年間で10万食を超えました。
日本では代替肉専用工場「ネクストファクトリー」建設開始
ネクストミーツは7月30日、
同社初の代替肉製造の新工場
「ネクストファクトリー」について説明しました。
着工予定時期は2021年10月、
竣工予定時期は2022年夏頃としている。
新工場の年間の生産量は3000t~4000t(月300t)を計画していて、
国内向けの製品を製造します。
ネクストミーツは、
「地球を終わらせない」を理念として掲げて、
気候変動問題と食料危機に立ち向かうべく、
代替肉の分野で事業活動を最速ですすめている会社です。
日本人がつくった優良な会社が海外で活躍しています。
これかのどのように急成長するか、
目が離せません。
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