アメリカのテスラがすごい
電気自動車(EV)用電池を開発しました。
米テスラが長寿命バッテリー
「ミリオン・マイル」
を、電気自動車
「Model 3」の中国向けモデルに導入する計画です。
ロイターの記事より引用。
このバッテリーは低コバルト、
あるいはコバルトフリーといった新素材を採用しています。
これで、
100万マイル(約160万km)の使用に耐えられ、
さらに電気自動車の価格をガソリン車と同程度、
あるいはそれ以下に下げることが期待されています。
このバッテリーは中国CATL(寧徳時代新能源科技)と共同開発されたもので、
今年後半から来年にかけて導入されることになります。
さらに将来的には、より充電容量を高めコストを抑えたバッテリーが、
北米含む他の市場に投入されることも伝えられています。
CATLのコバルトフリーバッテリーは1kWh(キロワットアワー)あたり
80ドル(約8000円)以下のコストを実現しました。
また、低コバルトNWC電池パックでも100ドルを下回るとされています。
電気自動車向けの長寿命バッテリーでは、
レクサス初の電気自動車
「UX300e」でも、
10年または100万キロの性能保障をヨーロッパで発表しています。
一方テスラは8年または24万キロの性能保障をうたっていますが、
報道が正しければ
これから大きなスペックアップが発表されそうです。
最近は、
電気自動車の開発競争が激化しているようです。