最近、トヨタ、日産、
ホンダなど自動車メーカーが、
電気自動車(EV)の販売を少しずつ開始しています。
また、地球温暖化対策で、
日本政府も二酸化炭素を排出しない電気自動車に力を入れ始めています。
そうした動きを加速させるのに、
電気自動車充電器を生産しているスイスの産業技術会社、
ABBが新製品を発表しました。
100キロ走行分を充電するのに3分もかからない、
急速チャージャー
「Terra 360」です。
Terra 360は今あるガソリンスタンドの
給油マシーンのような外観で、
実際に、給油と同じように車にプラグを差し込んで使用します。
ABBによると、
Terra 360の最大出力は360kWで、
急速充電対応のEVをフル充電するのに15分もかからず、
同社によると
「世界最速のEVチャージャー」といっています。
有名な
テスラの
最新充電器、
スーパーチャージャーV3は、
出力250kWで、
15分ぐらいとなっています。
ABBの
「Terra 360」充電器は、たった、
3分つなぐだけで100キロ走行分を充電できるというのです。
コーヒーを買ったり、
待ち合わせなどの空いた時間に、
こまめにつなげるという使い方をすれば、
バッテリー不足になることはないぐらいだと思います。
ABBによると、
「Terra 360」
をまずは2021年末に欧州で、
そして2022年に米国、中南米、アジア・太平洋地域で展開するということです。
日本では、
チャデモ(CHAdeMO)方式が一般的で、
充電時間は1回30分で、
設備によって異なりますが、
おおよそ30kWhの電力を充電できるものが主流となっています。
電気自動車の充電器についても、
日本のメーカーには努力が必要なようです。
無料で気軽に相談してストレス解消