投資と心理でいいことがあるように

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「うれしい」としあわせになる心理 気分一致効果でポジティブに変化

家庭や職場で、
家族や同僚に対して、
ちょっとしたことでむかついたり、イライラしてしまったりすることがあると思います。

私たちは、無意識のうちに、
イライラする感情のほかに、
「うれしい」「悲しい」「切ない」「悔しい」などの感情を1日に何度も体感しているのです。

この感情に関して、
カナダ大学の心理学者イーセン氏が、
ある実験をして、その結果を発表しています。

その実験は、
ショッピングセンターでたまたま景品をもらって
うれしい、やった!」という感情になった人は、
その日に自分で購入した、
他の製品の満足度がとても高いということなのです。

その時のうれしいという感情が、
今日の商品はすべて素晴らしい」という思考をもたらしたということです。

ですので、
ポジティブな感情はポジティブな考えや判断を生むというわけです。

人はそのときの感情や気分に応じて自分が幸福かどうかという思考や判断が、
かんたんに左右されるということです。

つまり、
気分の良いときにはポジティブな判断をしやすく、
「ムカつく」「イライラする」というような気分がわるい時は、
ネガティブな考えグセに変わっているということです。

その人の気分と実際にその人が幸福なのかということが、
かなりの程度一致するということです。

これを心理学では、
気分一致効果
といいます。


つまり、
ポジティブな気分の時には前向きな判断や決断をしやすく、
ネガティブな気分の時には後ろ向きな判断や決断をしやすいという傾向があります。

ということは、
いつもムカムカ・イライラというような感情が続いている人は、
いつもイヤな記憶や過去を思い出しネガティブになってしまい、
それが習慣化されると本当に不幸な体質になってしまいます。

そのため、
毎日幸せな人生を送れるかどうかは、
その人がいかに普段から自分自身の感情を、
ご機嫌な状態にコントロールできるかということにかかっています。

幸福な体質になるために必要なことは、
なるべく毎日を機嫌よく過ごすということです。

このような感情コントロールは、
自分がやる気になれば、
意外にささいなことでもできるものです。

具体的な行動としては、
「好きな写真を持ち歩く」
スマホの待ち受け画面をお気に入りに変える」
「お気に入りの色のグッズをいつも持っておく」などです。

とにかく、
イライラしたりして不満が続くと不幸を呼び寄せます。

そうならないために、今日もできるだけ機嫌よく過ごすぞと心に決めておくことは、
とても大切なことです。

楽しそうに鼻歌を歌ってみたり、
自分で自分を褒めてあげたり、
テレビをみて笑ったりするなどしてみましょう。

感情をできるだけ、
いい気分になるように持ち上げる習慣をつけて、
不幸な体質にならないように気を付けてみてはいかがでしょうか。


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