いつもの職場などの対人関係で、
「自分はあの人に嫌われているんじゃないか」
と悩んだことはないでしょうか。
そんな嫌われている相手から、
好かれる方法をかんがえた人がいました。
100ドル札になったり、
アメリカ独立に貢献したことで有名な、
ベンジャミン・フランクリン氏です。
若いころのフランクリンは、
自分を嫌っている有力者に好感を持ってもらう為に、
有力者が自慢していた本を借りました。
その際、
丁寧なお礼状と共に、
本を返却し感想を伝えると、
その後対面した時に有力者から親しげに話しかけられ、
いろいろ助けてくれるようになったそうです。
結果、
フランクリンは、
その議員と仲良くなることに成功したのでした。
このため、
相手にお願い事をして好感を持ってもらう手法を
フランクリン効果
と呼ぶ様になりました。
フランクリン効果は、
助けてくれた人を好きになるのではなく、
助けた人を好きになることです。
助けたのに好きになる...。
理解が少し難しいと思います。
たとえば、
嫌われている感じの人に、
「どうすればいいですかね」
などの質問をして助けてもらうのです。
一人でバリバリ淡々とやるより、
甘え上手な人が可愛がられている場合が多いと思いますので、
納得いくのではないでしょうか。
しかし、
怖い顔で横柄に助けを出したり、
年がら年中、全てを人任せにしたりすると、
当然、効果はありません。
上手に、ちょっとしたお願いごとや頼みごとをすることで、
いろんな人といい関係を築けるようになるのではないでしょうか。
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