どことなく、
『マイナスのオーラ』を発している人がまわりにいないでしょうか。
あいさつをしても、返事がなく、
あったとしても、声にやる気がないような人です。
そういう陰気な人からは、
なるべくソーッと離れるようにしたほうがいいようです。
私たちの心理は、
一緒にいる人の影響を受けてしまいます。
陰気な人のそばにいると、
こちらの心も何だか沈んできます。
「今日は、あまり気分がよくない」というときは特に、
そうした人となるべく会わないようにしたほうがいいようです。
逆に、
いつも楽観的で、
やる気にあふれていて、
元気に話す人と一緒にいたら、
きっと、
自然と明るい気持ちになるはずです。
これを心理学では、
「感情感染効果」といいます。
いつも楽しそうにしている人を見ると、
こっちもハッピーな気分になりますし、
逆に、
落ち込んでいる人と一緒にいると、
こちらも気持ちがふさいできてしまうものです。
アメリカのテキサス大学の
トーマス・ジョイナー氏は、
大学の学生寮で調査を行ない、
明るい人でも、ルームメイトが陰気な人間だと、
5週間後には、
その人自身も陰気な人間になってしまうということを発見しました。
「人間の心理状態」というのは、
風邪と同じようにうつるようなのです。
陰気な人とはうまく距離をとって、
あいさつするだけとか、
事務的な連絡をとるだけにしておくほうがいいでしょう。
「悪貨は良貨を駆逐する」
という言葉がありますが、
それを人間におき変えても、
いい人のパワーより悪い人のパワーの方が強い場合が多いと思います。
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」
という嫌な気持ちを引きずらないための本がありましたが、
いい人は悪人とトラブルがあったとき、
悩んだり落ち込んだりするのはいい人の方だというお話しでした。
悪い影響を受けないためにも、
「君子危うきに近寄らず」で、
なるべくなら、
「機嫌がいい人」
と会うようにしたほうがいいでしょう。
そういえば、
気になるという方は、少し実行してみてはいかがでしょうか。
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