年末年始の無駄遣い防止に役立つ心理
年末年始は、
つい無駄遣いしてしまいます。
旅行や帰省などの交通費、
家族のためにおせちやタラバガニ、
年末年始のセールで爆買いなど、
知らない間にお金が出ていって、
油断していると正月明けにはお財布の中身がさびしいことになります。
そこで、
無駄遣い防止に知っておくと、
役に立つ心理があります。
お財布に1万円札が入っていると、
なかなか使わないですよね。
むしろ、使うのがもったいない感覚になります。
これを心理学では、
小銭効果、
心の会計(メンタル・アカウンティング)
といいます。
こころの中で、
1万円札だと資産だと思って使いにくい状態です。
しかし、
1万円札を崩してしまってからは、
残りのお金の5000円札、1000円札、
小銭はすぐに使える生活資金としてすぐに使ってしまうのです。
・値段が高いものがいいものと思う心理
商品知識がないとき、
私たちは
「高いモノならいいモノに違いない」
と思ってしまいがちです。
たとえば、
スーパーにお米を買いに行って、
地元産のヒノヒカリ 特別栽培米 2キロ 980円
高い方が有名ですが、
特別栽培米は、
農薬や科学肥料の量を半分にするなど、
からだに安全で手間がかかる商品なのです。
私たちは、
価値があるから値段を高くつけるのではなく、
高い値段がついているから、
そこに高い価値があると思ってしまうという心理があるのです。
詐欺に関する研究でも、
詐欺師に提示された値段が高ければ高いほど、
人は詐欺師が嘘をついているとは思わなくなったという結果が出ています。
不思議に思うかもしれませんが、
私たちは値段が高いことで、
逆に安心して相手を信じてしまうのです。
年末年始は、
ちょっと浮かれてしまいがちですので、
ムダ使いを防ぐことを意識して、
楽しい年明けを迎えられるように準備しておきましょう。
無料で気軽に相談してストレス解消