交通事故をへらすことを目指して、
安全運転を支援するために、
「テレマティクス保険」というものがでています。
聞き慣れないと思いますが、
車に設置するカーナビやドライブレコーダーなどから、
運転情報を利用して保険料を算出する保険です。
イギリスやアメリカではすでに導入が進んでいて、
日本でも徐々に商品化されつつあります。
日本では、
トヨタと協力して、
あいおいニッセイ同和損害保険が販売開始しましたが、
2022年1月より
他の3損保、
三井住友海上、東京海上、損保ジャパンにも導入拡大、
4損保にて取扱いを拡大して、
「トヨタコネクティッドカー保険」
という名前になります。
この保険では、
安全運転スコアによって最大で、
運転分保険料の80%が割り引かれます。
2021年9月のあいおいの発表では、
契約台数が100万台を超えたそうです。
事故の頻度は、
テレマティクス自動車保険とそれ以外の自動車保険の比較して、
発表時点で
14%も事故率が少なくなっています。
テスラもテレマティクス保険に参入
リアルタイムの運転状態で月々の保険料が決まるテレマティクス保険に、
テスラが参入し、
テキサス州で今月提供を開始しました。
だいたい、
他社の保険商品より
「安全運転スコアが平均点のドライバーは2~4割、
満点のドライバーは3~6割保険料が安くなる」
とテスラはPRしています。
しかし、
実際には他社の保険商品より
高く見積もられた人もいるようですので、
結構、個人差がありそうです。
テスラの保険で、
減点にならないようにするポイントは、
・急ブレーキ
・急ハンドル
・十分な車間距離をとる運転
日本のテレマティクス保険でも、
だいたい注意するポイントは同じようです。
テレマティクス保険が普及すると、
交通事故が減る可能性も高くなるので、
誰にとってもメリットになります。
日本でどのくらい利用する人が増えるか、
注目しておきたいと思います。
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