投資と心理でいいことがあるように

投資でちょっとしたお金持ちになったので、 こころも豊かになれるような情報をお伝えするブログです。

デマであわてない心理  デマを拡散しない方法

デマやフェイクニュースで、
食料品の買い占めや
ティシュペーパーが売り切れていたりすることがあります。


私たちの生活に、
なぜそんなことがおきるのでしょうか。

今の社会の問題として、
SNSやブログなどで、
個人が自由に気軽に情報発信できるため、
誰かの思い込みや誤解がそのまま公開されている場合があります。

そして、ネットで情報を探す側も、
新聞やニュースと違って
見たいものだけを選んで見る
という特徴があります。

例えば、
ワクチンに対して不信感を持っている人は

ワクチン 副作用」など、

良くない部分を探すようなワードで検索します。

仮説を立てて、自分がほしいと思う
「証拠」を集めてしまうんです。

また、ブラウザが検索履歴やクリック履歴を分析し学習することで、
そのユーザーが好む情報が優先され、他の情報から乖離した状態に陥ってしまっているんです。

それを

フィルターバブル」といいます。


更に、SNSは自分と趣味や意見の合う人をフォローします。

フォローしなくても、
自分が「いいね」を押した投稿と似たような情報が表示されるような仕組みになっています。

そうすると、自分と同じ意見ばかり繰り返し見る
「反響室」のような状態になり、
やっぱり自分は正しいんだ」と特定の信念が増幅されていく

エコーチェンバー現象

という現象が起こります。
見たいものだけを見てしまうと視野が狭まってしまうため、
価値観が凝り固まってしまいます。


デマを拡散した手段の1位は、「身近な人」

国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの調査では、
拡散した手段として最も多かったのは、
家族・友人・知り合いに直接話した」(10.3%)で、
次に
メッセージアプリで
家族・友人・知り合い・グループにいる人などに伝えた」(5.9%)でした。
身近な人への拡散が多いという結果でした。


どうしたら防ぐことができるか

具体的には、

1.拡散したいと思った情報は他の情報源もあたりましょう
2.発信元やいつ書かれたかを意識してみる

3.データの加工が自分勝手になっていないかどうか自分で考える
4.感情的になったときにすぐに拡散しない
(すぐに伝えなければと思ったときこそもう一度考え直す)


世の中にはうそか本当かわからないニュースが数多く出回っています。
中にはインパクトが大きく、
つい信じてしまいそうになるニュースもたくさんあります。
それらに踊らされないためにも、
一度立ち止まって根拠を考えてみましょう。


人気ブログランキング

無料で気軽に相談してストレス解消

悩み相談・ボランティア相談ができる熊本のカウンセリングです。