ガソリン車から電気自動車へと、
自動車の変化がはじまっていますが、
「空を飛ぶクルマ」の取り組みも進んでいます。
岡山県倉敷市の
一般社団法人MASCは、
所有する「EH216」が、
日本初の無人試験飛行に成功しました。
これは、
6月4日に行われたもので、
国土交通省航空局より
日本で初めて屋外での試験飛行の許可を受け実施、
高度約30mまで上がり、
約5分間にわたって無人で飛ぶことができました。
EH216(EHang 216)は中国・広州のイーハン・ホールディングスが開発した
2人乗りの電気駆動の機体で、
1回の充電で約35km飛行でき、
スピードは最高で130km/hまで出るようです。
MASCは2020年7月に
本体価格約3000万円で購入しています。
MASCはこれから、
操縦者の育成や試験飛行を重ねて
2025年の大阪万博での発表を目指しています。
・2年後は事業開始予定
日本政府は、
空飛ぶクルマの実現に向け、
2018年に「空の移動革命に向けた官民協議会」を設置し、
すでにロードマップを策定していて、
2023年の事業開始を目標にしています。
国内や海外で
「空飛ぶクルマ」の機体開発や実証実験が進んできていますので、
実用化は現実的なようです。
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