上手に投資をする方法は心の会計で決まる
ふだん使っている
お金は一定のはずですが、
人がお金を扱うときに、
無意識にそれを心の中で勘定してしまうという心理があります。
たとえば、
「働いて貯めた100万円」は慎重に使おうとしますが、
「宝くじで当てた100万円」は散財してしまう確率が高くなります。
たぶん、
みなさんおんなじような経験があると思います。
また、
どんな状況によるかで、
お金の価値が変わってきます。
たとえば、
いつもの生活の中では、
1000円のコーヒーは高いと感じます。
しかし、
旅行に行った先で
1000円のコーヒーはあまり高いと感じません。
これは、
普段は「飲食費」として考えていて、
旅行中は「娯楽費」として考えるからです。
名目が変わると、
価値の感覚が変わるのです。
これがお金の価値を合理的にできない、
メンタルアカウンティング
(心の会計)です。
投資でメンタルアカウンティングの
影響を受けないようにするには、
機械的にルールを決めて投資を実行することです。
こういった心理的なものには、
どうしても左右されてしまいがちになりますので、
注意して取引しましょう。