フレーミング効果でみた長期投資の心理
表現する方法によって
相手が受ける印象が変わることを
心理学では、
「フレーミング効果」と言います。
例えば、
購入したい
毎日飲んでいるコーヒーの通信販売で、
1.毎月6000円です
2.1日たったの200円です。
と書いてあると、
ほとんどの人が2を選んでしまいます。
最近の
ビットコインの上昇も
このフレーミング効果が働いているようです。
2017年末ぐらいに
ビットコインバブルが崩壊して以来、
ビットコイン価格は下落し続け、
2018年11月ぐらいには、
約30万円台まで下落していて、
多くの投資家は見向きもしなくなりました。
しかし、
最近価格が上昇してきて約100万円台を超えてくると、
多くの投資家がビットコインに注目するようになりました。
つい最近まで多くの投資家が
「50万円の価値も無い」
と思っていたはずです。
これは、
「急上昇している時は注目」して、
「下落している時は見向きもしない」
ということで、
トレンドがでたから投資したんだということだといわれます。
注意しておきたいのは、
「急上昇している時は長期的な視点を無くしてしまう」
ということです。
重要なことは、
長期投資を行っているのか、
短期投資を行っているのかを
自分の投資で決めておいたほうがいいのです。
もし、
長期投資と決めている投資なら、
今回の日経平均の急落でも
あまり気にせずに投資を続けていきましょう。