投資をやっていると、
ぜったいに損をしないようにしたいと、
完璧主義になってしまう人が多いようです。
また、
完璧主義過ぎて体を壊してしまう人もいて、
なんのための投資かわかりません。
完璧主義の人は、
上がるのか下がるのか分からない相場の世界なだけに、
できるだけ不明確なところでトレードをしたくない、
不確かなところで売買して
損をしないでおこうというのは
と思うのは自然な事です。
そのためどうしても確実なところだけで、
売買しようとしてしまいます。
完璧主義の投資で失敗するのは、
問題が解決するまで投資タイミングを待ってしまい、
結果的にタイミングが遅れてしまうからです。
すべての問題が解決してしまったら、
もうそれが価格に織り込まれて値上がりしてしまっているのです。
それでは、心理学的に、
「完璧主義」を少しでもよくする方法があります。
・自分の思考パターンを知る
・ポジティブなほうに意識を向ける
・考え方を変える
考え方を変える方法として、
「コラム法」が有効とされています。
現状の思考を整理して、ストレスのない考え方ができるようになる方法です。
辛いと感じた状況、気分、自分の考え方をノートに書き出し、
それに対する客観的な事実と客観的に見たことで変わった自分の気持ちの変化を同時に書き込むのです。
たとえば、記入するのは、
(状況)
間違えて注文を出してしまった。
(バランスを取る考え)
たまたまだから、
次はうまくできる。
コラムを書き出す作業を通じて、
こうした事実に、気が付くだけでも気分が楽になります。
100%を目指すのではなく、自分のミスを少しゆるすと、
ミスへの不安が減り、心がおだやかになります。
頑張りすぎて疲れていると感じたら、
一度、無理をしていないか振り返ってみましょう。