大型宇宙船 「スターシップ」の無人飛行成功 アマゾンのベゾス氏も感銘
火星へ最大100人を運ぶことをめざし、
衣料品通販「ZOZO」の元社長、前沢友作氏が月周回旅行をする
大型宇宙船
「スターシップ」の試験機が、
高度約12キロまでの無人飛行に成功しました。
それでも、
地上に軟着陸するのには失敗し、爆発炎上してしまいました。
スペースXは、
「必要なデータは取れた」とし、
来年に無人で宇宙まで試験飛行させるとしています。
○アマゾンのジェフ・ベゾスが感銘を受けた
アマゾンのジェフ・ベゾスCEOは、
最後は爆発で終わったスペースXの
「スターシップ」の高高度飛行テストを称賛しました。
ベゾス氏は、
「これがどれだけ難しいか知っている人なら、
今日のスターシップのテスト飛行には感銘を受けるだろう」
とコメントしました。
ベゾス氏は、
自身で宇宙探査会社ブルー・オリジンを所有していて、
スペースXのイーロン・マスク氏はライバル関係ですが、
今回の実験のすごさをしっかりと評価したようです。
「スターシップ」は、
アメリカが、目指す半世紀ぶりの有人月着陸で着陸船に採用される可能性があるほか、
民間初の月周回旅行にも使われる予定です。
将来的には火星を往復することをめざしていて、
早ければ2024年にも有人で火星着陸を予定しています。
今回の実験成功で、
宇宙開発が急速に進んでいくようです。
はやければ、
月旅行も数年後にできそうなので、
楽しみにしています。