特売で買いすぎてしまう秘密 意外なところに心理学
年末になるとブラックフライデーなどセールが始まっています。
これはチャンスということで、
スーパーなどで、予定外の買い物をしてしまったという経験は、
多くの人が感じていると思います。
そんなついついしてしまう、
「無駄な出費」を減らすためにはどうしたらいいのでしょうか。
スーパーなどのような買い物で、
なぜ無駄な出費をしてしまうのかを、
心理学で見てみましょう。
まず、最初に、
「2,000円」よりも
「1,980円」の方が安いと感じてしまうのかとうことです。
例えば、本来「1,500円相当」の商品に
「1,980円」と値段をつけたとします。
なにも知らずこれをみただけだと、
「480円も高くしやがって」
と怒るのではなく、
「2,000円の商品を20円オマケしてくれたんだな」
と考えてしまう人がほとんだなのです。
2,000円の商品が20円引きになっているという錯覚が起きます。
これを端数価格効果というそうです。
次に、商品についている
特別な割引商品や値下げを強調する商品についている値札は、
赤が使われています。
赤色からは、情熱や積極性、強さ、
元気さ、興奮といったイメージが想起されます。
気分を高める効果があるから、
つい手を伸ばして買ってしまうのです。
...
スーパー以外にも、
マクドナルドが、
赤と黄色をメインカラーにしているのは、
その色がお腹をすかせているお客様を刺激するからだということです。
年末のセールが開催されている時期に、
「無駄な出費を抑えたい」と考えているのなら、
まず他の商品と値段をしっかり比較しましょう。
そのうえで、
自分が必要としている商品だけを検討したほうがいいでしょう。
ついつい、
財布の紐が緩む時期なので冷静な判断が大切ですね。