フェイスブックのマーク・ザッカーバーグが同じ服を着る理由
ビジネスで成功している富裕層には、
全身ユニクロで買い物に行く人が結構いるそうです。
彼らがユニクロを好んで着る理由は、
フェイスブックの
マーク・ザッカーバーグが毎日同じシャツを着る理由と共通しているようです。
ある成功した男性は、
SNSにアップする写真は高級スーツに身を包んでいますが、
普段はTシャツとジーンズだと言っていました。
知人のいろんなビジネスで活躍している女性も、
SNSではビジネススーツできちっとした写真を載せていますが、
普段はとくにこだわりはないそうです。
セミナーなどへの集客をかんがえると、
やはり憧れられるイメージ作りが重要だからでしょう。
どんな服を着るかを選ぶ時間や
新しい服を買いに行く時間ももったいないし、
その判断が無駄だという人も少なからずいます。
アップルの故スティーブ・ジョブズ氏は、
いつも黒のタートルネックにジーンズ、
足元はスニーカーというスタイルをしていました。
マーク・ザッカーバーグも毎日同じシャツを着ています。
フェイスブックの
マーク・ザッカーバーグ氏は、
Facebookの公開Q&Aセッションの
「なぜあなたは毎日同じシャツを着るのか?」という質問に対し、
こう答えています。
「僕は社会への貢献に関係しない決断はできるだけしないようにしている。
これは多くの心理学的な理論に基づいていることで、
何を食べるか、何を着るかなどのたとえ小さな決断でも、
繰り返し行っているとエネルギーを消費してしまうんだ。
日々の生活の小さな物事にエネルギーを注いでしまうと、
僕は自分の仕事をしていないように感じてしまう。
最高のサービスを提供して、10億人以上もの人々を繋げることこそ、
僕のすべきことなんだ。
ちょっとおかしく聞こえるかもしれないけど、
それがぼくの理由だよ」
と言っています。
またオバマ前アメリカ大統領は、
「私は常にグレーか青色のスーツを着用している。
こうすることで私が下さなければならない決断の数が減るんだ。
何を食べるか、何を着るか決める余裕はないし、
他に決断しなくてはならないことが山のようにあるからね」
と話していました。
おなじ格好をする人の話では、
「決断の数を減らす」ということです。
小さな決断でもその数を重ねることでエネルギーを消耗し、
より大きく重要な決断の精度が落ちてしまうようです。
ライフスタイルをシンプルにして決断の数を減らしていけば、
本当に重要な局面での判断に集中できるのです。
そしてそれが自分の目的の達成や幸福に貢献するということなのでしょう。
他人からどう思われるか過剰に気にしないから自分の信念を貫けます。
どこにお金をかけるべきかをよく選ぶと、積極投資とコスト削減が両立できます。
これは、
シンプルに生きることで重要な決断に集中して適切な判断につなげています。
お金持ちになるヒントは、
シンプルに生きることにあるのかもしれません。