投資のニュースなどで、
注目を集めるテーマ株や基準価額が上がっているファンドなどを見たりすると、
ついその銘柄に手を出したくなってしまいます。
コロナが流行しはじめると、
ティッシュペーパーなどの紙製品がなくなり、
入荷すると行列ができる薬局もありました。
これが、集団心理です。
そして、実際に焦ってトイレットペーパーを買った方々は、
集団心理によって動いています。
私も、
少し紙製品を多めに買ってしまいました。
このような、
集団心理には本当に気をつけたいところです。
こういったことを避けるために、
まず事実をしっかり確認して、
人の意見やデマに惑わされないようにすることがとても大切です。
人の行く裏に道あり花の山
これは、投資をする上での格言で、
群集心理に惑わされるのではなく、
他人と反対のことをやったほうが上手くいくということをいっています。
例えば、
「有名な投資家が表面的な情報で売却している銘柄を、
自分だけはそこまで下落する理由にはならないと信じて購入し、
結果的に大きな利益をあげることができた」
ということがあります。
もちろんただ単に、
人と反対の行動をとれば、利益になることはありません。
しかし、人と同じことをしているうちは、
大した利益は得られない場合が多いです。
人とは違うが事実をよくみて、
これだと投資するほうが、
大きな利益につながる場合があります。
集団心理を信じて行動するのではなく、
現実を確認して、
自分の仮説を組み立てて投資ができるようになりましょう。