テスラがアメリカの高級車で一番売れた
テスラが販売している、4ドアセダン
モデル 3が、
2020年第1四半期にアメリカで最も売れた高級車になりした。
『Clean Technica』のレポートでは、
今年最初の3か月間のアメリカでの新車/中小型車を含む全自動車販売台数のうち、
21%がテスラのモデル3が占めています。
この数値だと高くないようですが、
ドイツの「BMW」の2シリーズ、3シリーズ、4シリーズ、
および5シリーズの合計は全体の約15%です。
さらに「メルセデス・ベンツ」のCクラス、CLAクラス、CLSクラス、
およびEクラスの合計はわずか13%です。
これらを比較すると、
モデル3がどれだけ売れているかわかります。
○テスラ効果でドイツ車が下落
テスラが大人気になることで、
アメリカの、高級車中古車市場に大きな変化が起きているようです。
金融会社のCapital Oneのリポートで、
中古車市場では、ベンツ、アウディ、BMWといった以前は強い需要のあった
ドイツ系の高級車に対する需要が消えているようだと報告しています。
というのも、まだ比較的新しいドイツ系高級車でも、
テスラ買うために下取りに出す人が多数でています。
しかも、下取りに出される車は圧倒的にドイツ車で、
日本車や韓国車を全て足した数よりも多いそうです。
テスラのモデル3の人気の理由として、
自動運転のテクノロジー、
BMWの3シリーズよりも速い加速力、
トヨタのプリウスよりも省エネ、
ということです。
テスラの影響は、
日本では感じませんが、
アメリカでは大きいようです。